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2009年8月

2009年8月28日 (金)

初秋のお稽古

0302 今日は茶道のお稽古のお話を!

まだまだ8月で夏ではありますが、茶道の世界ではすっかり秋
お稽古も初秋バージョンです

今回のお稽古は、またまた新しいお点前
長板のお稽古でした
前にもお話しましたが、茶道は基本の流れがあるのですが、使うお道具によって微妙にお点前の方法が変わります
これがまた、覚えるのに一苦労です(^^;

さて、長板は、台子(だいす)の地板をかたどったものです。台子は献茶や供茶などの格の高いものとされています。長板の大きいものは今の時季の風炉に用いられます。
正式なお茶会などでは、このスタイルをとる事が多いようです。
是非とも覚えておきたいお点前です

しかしながら、残念な点が一つだけ…
長板独自の飾り方としまして風炉、釜、水指の二つ置きがあるのですが、本来ですと水指は画像の物より高さの低い物を用いることになっております

お茶のお道具をそろえるというのも、ホント大変なんですよね(^^;
何せ、一つ一つがとても高価なものですから…
でも、お道具をそろえるというのも、お茶の楽しみの一つでもあります

それでは、本日のお花の紹介 0301
今回もお花は峯雪先生がいけてくださいました
秋らしく、秋草を生けております

背の高い穂のように垂れますのは、大判草。黄色のお花は女郎花。朱赤のお花は沢桔梗。ピンク色が清楚なお花は河原撫子、そして紫色の可憐な小さなお花は、かりがね草です。五種になります。

どれも綺麗ですよね…
お花が生けられた茶室はすっかり秋の装いでした

0303そしてお菓子
「たねや」さんの「千草の袖」です
「ひるがえる袖に見えしは女郎花」という句が添えられていました。泉鏡花の『草迷宮』にも似た風情があったようです。
和菓子ってホント、こういう物語があるところが素敵ですよね
お干菓子は神田の「ささま」さんの「すすき」と「桔梗」。こちらの「すすき」には、中に白味噌あんがはさまれておりまして、すすきの焼印とあわせてどこか、なつかしさをかもし出していました

今回も良質な時間を過ごすことができました

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2009年8月27日 (木)

浴衣のメンテナンス

0300

先日は多摩川の花火大会に浴衣を着て行って来ました
これで、東京の大きな花火大会もほぼ終わりになりますね

この夏、花火大会や夏祭りで浴衣をお召しになられた方は多いのではないでしょうか?

知られます通り浴衣は和装の中で最も略装ですが、浴衣が正装になることもあります
そのように聞くと驚かれる方もいらっしゃるのでは?
でもそれは、どなたにも通じる話ではないのですけれど…
それは、あくまでお相撲の世界、現役の力士だけの話でした(^^;

夏もそろそろ終わり
普段のお出かけやちょっとした下町散策に相応しい、浴衣を着るのも来年までのお楽しみと言ったところでしょうか?

そんな浴衣
来年も生地の肌触り涼やかに、色合い鮮やかにこころ新たに纏っていただくために少しだけ、お手入れをされることをおすすめいたします。

やはり、専門の業者に任せるのが安心ですが、ご自分で洗われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

色んな方がこの話題で、色んな方法を提案なさりますが、ここでは「よしのぶ」流をご紹介o(^-^)o

まず、自分で洗えるかの判断基準です
誂える浴衣、反物の状態で売られてて、ご自身の寸法に合わせて仕立てるような高級浴衣の場合、できれば自宅で洗うのは止めましょう
特に、それがミシン仕立てじゃなく、手縫いで仕立ててある最高級品の場合は尚更です
手縫いの場合、縫い目がミシンのものほどキツクナイので、自宅洗いだと解れたりしてしまうことがあります

プレタといわれるような、S/M/Lなどのように仕立てあがった状態で売られている既製服や、1万円以下でも売られているような浴衣の場合は、自宅で洗っても問題ないかと思います
洋服感覚で構わないかと思います

さて、自宅で洗おう!と決心した場合

漂白剤の入っていない洗剤を使いになられて、必ず、冷水で(ぬるま湯ですと、色落ちの原因になりますのでお気をつけ下さい)押し洗いをして下さい。また、色落ち等の原因になりますので、揉み洗いは「決して」なさらないで下さい。
できれば手洗いをお薦めしますが、上記のようなコースを指定できる洗濯機を持っている方は、洗濯機で洗ってもOKでしょう。
その場合は、しっかりネットに入れて洗うよう心がけてください

その後、冷水でよくすすがれて、洗濯ネットに浴衣をいれられて手洗い用などのやさしい加減の脱水して下さい。

形を整えて日焼けしないように陰干しされてしっかりと乾かして下さい。
もし、アイロンをかけられるようでしたら、あて布をされることをお忘れなく。

高級な生地ほど色落ちしますので、他のものと一緒に洗うのは控えましょう!

ここで浴衣のプチ教養講座

浴衣は湯帷子(ゆかたびら)の略語で、もともと、上流階級の世界で湯浴みの際に身に纏った衣で汗取りに着た衣のことでした
日本の古版、バスローブと言ったところでしょうか
そして、室町時代末期から次第に一般にも普及し始めました
また、江戸中期から湯浴みの時に用いる衣と庶民の夏の衣の両方を指すようになったそうです

江戸時代の風俗、事物を説明した書物『守貞漫稿』には、「浴衣ノミ用フル者ハ袂ヲ縫ズ広袖也。単衣ニ代ル者は常の如ク袂ニス。蓋円袂ニハ製セズ、方形也」と記され袂の相違が出ています

どちらにしましても、家着の浴衣が日中の外出着になったの明治中期からのことだとか

大正期前後から、綿縮や綿絽、紅梅織のような素材も使われ始めたとの事です

現在では、化繊も含めまして様々な素材で作られていますけれど、それだけ生活に密着した夏を代表する和装になっていますよね
また、大部分の方にとっては、実生活で唯一の和装ともなっています

まだ浴衣を着たことがないと言う方、是非来年は着て見てくださいね
だいたい、早いところですと、ゴールデンウィークの頃には、消費者の元にその年の新作が出回ります

最後になりますが、浴衣をクリーニングに出す場合
浴衣はあくまで綿でできているモノ、絹製品ではないので、仕立て直しなどをしようと思っているとき意外は、和装の専門店でクリーニングをする必要はありません。街中のクリーニング屋さんに出しましょう。
出来上がりは一緒ですので

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2009年8月23日 (日)

ちゅら布

今日は今開催中の「沖縄の美しく清らかな布」展について書こうかと思います

この「沖縄」あらゆる方面で今本当に人気ですよね
実はこの会を開こう…と思ったのには、つい最近知合った人との出会いがきっかけでした

沖縄で活躍しているグループに「ディアマンテス」という3人組のバンドがいるのですが、そのボーカル、アルベルト城間さんと知合いになったのが由来です
都内のホテルの一室で、僅か7人のために、プライベートライブを6時間にも渡って開催してくれたのです
沖縄の話、彼の生まれたペルーの話などなど、盛りだくさんのライブでした

ライブを終えて、意識は完全に沖縄へ!
何か沖縄がらみの「和」のイベントができないものか…と思って思い立ったのが沖縄の織物展でした

ということで、思い立ったら飛行機の中
実際に沖縄に見学に行ってまいりました

沖縄と言えば、「紅型」が有名なのですが、その中でも有名なのが城間栄順氏
彼の工房を見学してまいりました
その時はちょうど職人さんが帯を製作中で、広い部屋に帯が並べて置いてあり、染めている最中でした
奥様が猫好きで、猫の話題で盛り上がったのが良い思い出になりました

そして、もう一箇所、琉球絣の工房を見学いたしました
織っているところを真横で見学させていただいたのですが、気が遠くなるような作業で、とても感動いたしました

その後、八重山地方へ

色々と考えた結果、季節が夏だということと、展覧会を開くということで、良いものだけを集めたいということになり、沖縄の上布会を開こうということに

受苦の歴史を乗り越え、今日も生き続けている究極の手技から生まれる布たち、どれも素晴らしい作品なんですよね
独特の文化が生み出す、なんともいえない色合いが、沖縄を想像させてくれます

重要無形文化財保持者の作品ももちろんあるのですが、今回の展覧会は私がいいな!と思ったものだけをセレクト
本当に素晴らしい作品が多く、見ているだけで、沖縄の光や風を感じていただけたら、と思います

その中からセレクトした2品を紹介

0298一つ目は、新垣幸子氏が手がけた八重山上布。清々しさと、柔らかな色調が魅力です。

彼女は、戦後になり廃れていた八重山上布の復興、伝承に力を入れ、古文書にしか残されていなかった括り染の技法を現代に蘇らせました。現在、沖縄県指定文化財保持者であり、その作品は現代感覚にあふれた作風を確立しています。

0299 二つ目は、砂川美恵子氏の宮古上布。無地でありながら、その作風には力強さを感じさせます。

宮古上布は、一日に20センチ織るのがやっとといいます。沖縄に生まれ、幼い頃から宮古上布に囲まれて育った彼女の作品は、麻の布と思えないほどの軽やかな風合いと光沢があります。

沖縄の最上級だけを集めた展覧会
是非、みなさんにも、見て触って、本物を感じていただきたいです

「沖縄の美しく清らかな布」展は、8月30日まで開催しております

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2009年8月20日 (木)

鶴と亀

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今日は今定期開催している「日本舞踊」のお教室からのお話

やっと最初のステップを終了しましたo(^-^)o
と言う報告です

藤間流の場合なのですが、一番最初に舞う踊りと言うのは「鶴と亀」と言う舞いなんですね
現代風に言うならば、ユニセックスな踊りになり、舞の基本中の基本を覚えるのに最適の舞になります

立ち振る舞いの基本はもちろん、扇子の扱い方などの基本を網羅している踊りなんですよね

踊りの扇子と言うのは、舞台栄えするように、割と大きめにできているんですね、しかもかなりシッカリした作りになっており、日常暑さをしのぐときに使う扇子とは大違いなんですよ
開くのも閉じるにも、結構しっかり支えてないと上手くはできません(^^;
これを踊りを舞いながらやるのですから、ある程度見れるようになるまでには結構時間が必要だったりします

この扇子なのですが、柔道の帯のように、お稽古の進み具合によって使うことができる色が変わっていくんですよ
師範の免許を得ると、藤間流の場合は「紫」のお扇子を使うことが許されます
この紫色の扇子、カッコいいんですよね~
黒帯にあこがれる少年のように、今紫の扇子にあこがれている次第です

まだ、この舞を完全に覚えたわけではないのですが、次回から少しステップアップする予定です

なんと、「藤娘」の踊りを習います

女形の踊りなんですね、優雅に踊ることができるでしょうか…
不安であります(^^;

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2009年8月19日 (水)

草履のおはなし

1259380856_217 今日は足元の話「草履」の話をしてみようかと思います

「二束三文」という言葉がありますが、これは、ご存知の通り、量が多くて価値が低いものを表すのに使われております。実はこの言葉は、草履から生まれた言葉なのですが、みなさんご存知でしたか?

江戸時代初期に人気のあった、とても丈夫で安価な金額で大量に売られていた「金剛草履」というものがあり、それが二束(二足)で三文の金額で売られていたことが由来なのだとか。

ちなみに、金剛草履とは「堅くて丈夫な草履」という意味、ストレートな表現ですよね(^^;

江戸時代には、雪駄や草履は一足、十二文程度から売られていたようですので、2足で三文と言うのは破格だったというわけです
また、弥次さん喜多さんで知られる『東海道中膝栗毛』ではお饅頭がひとつ五文で売られていました。

時代は少し離れてはいますが、その金剛草履の安さは想像できますよね。

1259380856_222ここで、草履の作りの話を少し

画像は、革製の草履の断面です。
なかなか草履を真っ二つにすることってないですよね?(笑 
今回特別に日記アップ用に草履を裁断していただきました

表面の、足が接する部分は「天革」と言いまして一般に革(エナメルは革の仕上げ方法になります)、布、ビニール、今の時期でしたらパナマ草を編みこんだものなどで作られていまして画像でしたら、一番上部の白色の革の部分にあたり、全体を覆っています。

そのすぐ下の部分には安物ですとスポンジが包まれているものが多いようでが、画像の商品は5万円超の高級品なので、外に取り出すと5cmの厚さにもなる真綿を圧縮させ包んでいます。

そして、その下は「芯」です。
重ねの草履は、この芯の部分が幾重にも重なり重厚さをだしています。この草履の断面の芯は軽く、通気性の良いコルクでできています。高級品ならではの心配り。コルクと真綿のダブルクッションで、衝撃から足を守ってくれて、歩いていても疲れないという仕組みです。

最後の地面に接する部分はウレタンゴムや皮で作られています。

あまり目にする事はないとは思いますが、足が疲れにくいように高級草履にはいろいろな工夫がされています。

草履ですが、男性の方にこそ履いてもらいたいですね
男性はとりわけ雪駄を好まれる方が多いのですが、雪駄はこのクッション性がゼロなので、歩いていて非常に疲れるんですよね
昔は道路も舗装されていなく、地面そのものがクッションだったから雪駄でも良かったのですが、今は地面はアスファルトで硬いモノ。
足を労わってあげなくてはいけませんo(^-^)o

ところで、「草履」という言葉は中国の史書『後漢書』に見られ、平安時代にはすでに僧侶が用いていたとの事です。
当時のお草履はどのような作りになっていたのか、詳しくは分からないようですが昔も今も、その時の環境にあった疲れにくい工夫が施されていたのだと思います

最後は手入れの話題です

草履を履かれたあと、皆さまはいかがされていらっしゃいますか?

着物のお手入れでいっぱいいっぱいで、履物までなかなか手が回らない方も多いのではないでしょうか?
次の機会に美しく、気持ち良く草履を履くためには少しだけですがコツがあります。

草履を脱いだら、箱や下駄箱に収納する前に、やわらかな布でほこりを落します。汚れがありましたら中性洗剤を薄めてガーゼのような布をひたして、しっかりと絞ってから拭います。
草履は靴とは違って全体が空気に触れていて、むき出しになっている履物。しかも、足元は予想以上に汚れているものです。高級な草履は、鼻緒が絹でできています。放っておくと汚れが落ちなくなりますので、帰宅後のお手入れは必須ですね。

あとは、湿気に弱いので通気性の良い場所で保管。その時に、ビニール袋などで包まれたり、防虫剤を一緒に仕舞われると変色の原因になりますから、お気をつけください。

また、草履を長持ちさせるポイントは、裏のゴムを時々交換することですね。また、靴とは異なりまして右、左を毎回、交互に履かれるとゴムの減り方も同じになり、大切なお草履を長く楽しめると思います。

次のお出かけのとき、是非試してみてくださいね!

今日は長々と草履の話になってしまいました(^^;

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2009年8月16日 (日)

夏のお点前

夏のお点前、最終日です
お茶の世界は暦の通りに展開されていくので、そろそろ秋も深まってきたりします
本格的な夏のお点前は今回が最後になりました
「氷点て」 の2回目です
2回目と言うこともあり、段取りも少し分かってきました

お茶のお点前と言うのもは、「基本」と言うのもがあり、
あとは使うお道具やその場所、具体的に言うと、お部屋の広さや茶道口や水屋の位置などで、バリエーションが無限に近くあるんですね

お稽古は毎回同じことをやるというのもではなく、ある程度のことを覚えると、毎回違ったことを学んでいきます
何年もかけて、知識を習得し、腕前を上げていくといった感じになります

今回の氷点て、最初の目玉は氷を準備するところから始まります
お茶の味に直接影響するものですから、冷蔵庫で作った氷と言うわけにはいきません。
大きな商用の氷を氷屋さんから取り寄せることになります
それを氷点て専用のアイスピックで割ります
これで、案外気持ちよく、予想を反して綺麗に割れるので気持ちが良いです(^^;
細かく砕けてしまうのかと言うイメージがありますが、氷って結構スパッと割れるものなんですよ
レンガ一つ分位の大きさの氷柱を用意

この氷点てのお抹茶があまりにも美味しいので、夏が去っていくのが少し寂しいです

0291夏ならではの楽しみ、それはお道具にもあります
お茶のお道具=陶磁器と言うのが一般的ですが、この夏場には硝子でできているお道具を使うことも
実に涼しげです
氷点てした冷たいお抹茶を、涼しげな硝子の風炉茶碗でいただく
想像しただけでも涼しげですよねo(^-^)o
そんな硝子のお道具、紹介するのは先生がお持ちくださった硝子のお茶入れ
やさしい乳白色に透ける地に、鉱石がもつ静けさの中に浮かぶ鮮やかな瑠璃色と友禅染や更紗に用いられる雌黄(しおう)色の縦縞が印象的でした
蓋の縞模様が、茶器の縞模様とぴたりと合うんですよ
日本の芸術ってホント素晴らしいと思わされます

この氷を使いました涼やかなお手前はもともと、お教え下さる川上峯雪先生の御祖母様宗鶴先生そして御母様の翠鶴先生が考案されたものだというのは先の日記に書いておりますが、女性ならでは優しさに包まれたお手前です

0292お菓子も夏をイメージするお菓子を先生に用意していただきました
「鶴屋八幡」さんのお干菓子「かに」と「水」です
海の浜辺をイメージしたお菓子
このカニ君ですが、黒糖でできているんですよ、口に入れた瞬間に解けてなくなってしまいます
しかも、かに一つ一つが違った形をしていて、実にユニーク
この季節限定のお菓子なのだとか

さて、次からは、また棚もののお点前に戻ります

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2009年8月13日 (木)

大人の書道教室

0287 大人のための書道教室、今回で3回目の開催となりました
毎回、少しずつですが、生徒さんも増えてきております

先生がお若い方ですので、とてもフレンドリーな授業で、一般的な書道教室とは全く違ったイメージ

みなさんは書道をどれくら習ったありますでしょうか?
日本ですと、ほとんどの小学校で書道が必須になっているので、何かしらの経験があるものだと思います
この私も、小学生の頃に、2年程、書道教室に通った経験があります

0288 あの当時は、ブームだったので、なんとなく通っただけだったのですが、そのなんとなくが大事だったみたいです
筆の持ち方や、微妙なタッチを、身体が覚えてるんですよね
自転車の乗り方を一度覚えると、身体が覚えるのと似ているかもしれませんね

大人になって、このクラスに出会ってから、割と短時間で再び上手く書けるようになりました

先生が言うには、美しい文字を書くには、まず、美しい見本をたくさんはいけんすることだとか。

そして、その見本を見ながら「朱液」を使って書く練習をしてみる

この朱液と言うのは、先生が添削に使う朱色の液です

これが試してみると結構ビックリ、意外と上手に書けたりするんですよ…
何故なのかは分かりませんが…(^^;
0289

最近、この書道にもはまっており、深夜に一人練習する日々です

字を書くって、良いですよ
無にならないと、綺麗な字ってかけないんですよね
深夜のひっそりした時間に字を書くと、意外と落ち着くものです

画像は、お稽古の現場から
皆さま毎回楽しみにされていらして、ご自宅で練習されていらっしゃる方も多いようで、あっという間に上達されています
負けてはいられません(笑

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2009年8月10日 (月)

氷点て

0284 台風の被害があちらこちらに出ているようですが、みなさんのところは代わりありませんでしょうか?
悪天候の中、今日はお茶のお稽古の日でした

夏と言うことで、大変珍しい氷を使いましたお手前「氷点て」です。

この氷を使ったお手前、江戸千家が元祖なんですよ
今では色んな流派で行なうこともあるそうです

0285 氷点てとは、まず一番の大きな特徴は、炉や風炉を使わない点ですね
画像で見て分かると思いますが、青磁の水盤には大きな氷を浮かべお点前をします
曇りのない澄み切った氷が涼しげで、お点前をしている人もとても涼しく感じられます
そして、この冷たいお水がこちらがお釜と水指の役割を果たすので、水差しがないというのが特徴ですね

先生にお持ちいただいた撫子の器の可憐さや、茶巾も千鳥にたたむ愛らしさを感じさせていただきました

肝心のお味なのですが、びっくりなんですよ
温かいと苦味のあるお抹茶(薄茶)なのですが、氷点てだと、苦味はどこかに行ってしまい、甘みが凄いのです
まるで抹茶ミルクを味わっているかのよう
お茶との新たな出会いと言った感じです

0286これは体験してみないと分からない味だと思うんですよね…
機会があれば、是非一度氷点ての味を体験していただきたいです

お菓子も実に夏らしいモノを選びました 

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2009年8月 9日 (日)

残暑見舞い

0283 こんばんは
世の中は芸能人がらみの事件一色になっておりますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
皆様におかれましては、お変わりないことを願いますo(^-^)o

さて、今宵も蒸しております…
話題は「残暑見舞い」です

みなさん、今年の夏は「暑中見舞い/残暑見舞い」既に出されたり、出す準備なんかをなさってりしていますでしょうか?
年賀状はまだまだ出す人が多いですが、夏のご挨拶を出す方と言うのはホント減ったように思います
今年は書道教室を開催しているということもあり、みんなでお手製の暑中見舞いと残暑見舞いを作りました

久々に手紙(正確には葉書ですが)を手で書いたのですが、手書きするって良いですよね
メールやPCでの文書作成だと、結構あっという間にかけてしまうので、あまり深く考えなかったりしますが、手書きで、しかも綺麗に書こうと思うとゆっくり書くので、送る相手のことなんかも考えたりできてとても有意義な時間が過ごせました

大切な人には、手書きで手紙を送るなんて、良いかもしれないですよ~
お薦めです

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2009年8月 8日 (土)

夏の花

八朔・立秋と月日が過ぎ、暦の上では秋ですが、日本は漸く全国的にジメジメした本格的な夏を迎えています
みなさん、夏ばて大丈夫でしょうか?
ここ数年よりは今年は若干涼しい感じがしますが、それでもやはり暑いですよね

そうそう、八朔ですが、もともとは旧暦の八月一日を指していたそうです
旧暦のこの時期、早稲のお米が実りその初穂を日ごろからお世話になっている方に贈る「田の実の節句」ともいったとのこと
「田の実」を「頼み」にかけて武家などの間でもその恩に感謝する慣わしがあったそうです
今ある風習としましては、京都の祇園の芸妓や舞妓さんがお茶屋さんや芸事のお師匠のもとにあいさつ回りをする華やかな行事の日となっています

日本文化って素敵ですよね…

漸く夏らしくなってきたということで、今日紹介するのは、夏の茶花です
今回もお茶のお稽古の際に、先生が活けてくださったもの
このお花達なのですが、江戸千家会館で翠鶴先生がお育てになられているもの
いつみても驚きなのですが、本当にプロが育てているみたいに綺麗なんですよね
先生は既に花職人の域に達していらっしゃるのだと思います
実に、見事なのです

お茶を始めてから、色んな野花に接するようになったのですが、こんなにも多種多様な花があるんだと、改めて実感
花の名前も大分覚え、少しずつですが、花オタクになってきております(笑
他人から花の名前を聞かれて、「何々ねぇ~」とか答えられると、人から物知りねぇ~と褒められたりもして

それでは、みなさんにも夏の花を覚えていただきましょう(笑

0280まずは、写真左
可愛らしいピンクのお花は突抜忍冬(つきぬきにんどう)
そしてとても珍しい金水引草に桔梗をあわせてあります…3種

0282 そして、写真右
白く美しいお花は木槿(むくげ)…1種
早朝に開花したお花は夕方にはしぼんでしまう一日花
こんなに美しいのに、とても儚いのであります

さぁ、今日だけで4種覚えましたね(笑
Repeat after me

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2009年8月 6日 (木)

簡単きもの・浴衣のヘアーアップとメイク術

0277 つい先日、着物にちなんだ教室として、
「簡単きもの・浴衣のヘアーアップとメイク術」という教室を開催しました
突然のお出かけのときに、美容室に行く時間がない!でも、着物や浴衣でお出かけしたい!というときに、自力でヘア&メイクをしちゃいましょう!と言うものです

イベントを企画し、発表と同時にあっという間に定員に達してしまい、大好評のイベントになりました
素敵なお着物姿の方も多く見られまして、関心の高さを伺えます
着物の障害って、着付けがまず第一なのですが、このヘアとメイクがなかなか自分ひとりでできない…というのもあるんですよね
特に髪の長さ中途半端な方や、手先が器用ではない方などは、特に苦労なさるようです
日常的に毎日着物をお召しになる女性と言うのは、だいたいみなさん、このヘアアップ術を身に着けていらっしゃるようです

0278 今回講師にお招きしたのは、日本橋と銀座にお店をもつエグゼ インターナショナルグループ アフィックス美容院のアーティストの方
日本橋の人形町/浜町界隈の美容室と言うのは、和装の髪型の日本でのトップレベルのお店が多いんですよ
僕は男なので、実体験としてお伝えできないのが残念なのですが、一度セットしてもらうと他では満足できずに、わざわざ遠くから足を運ぶお客様が多いのだとか

先生には参加された方、アシスタントの方をモデルにポイントをわかり易く説明していただきました

着物や浴衣の時のアップスタイルでは、まず、頭頂部の髪を分けてゴムなどで仮止めしてからサイドをパーツごとにねじったり、まとめてから仮止めした頭頂部の髪をかぶせるとのこと
そのかぶせ方でいろいろなバリエーションが楽しめるそうです
本当にやっていることはほとんど変わらないのに、出来上がりは全然違うように見えるんですよね
見ていて非常に面白かったです
いっそう着物や浴衣姿を素敵に装う極意も伝授して頂いて、参加者のみなさん、これからの花火大会や夏祭りに出掛けられる楽しみも増えられたのではないかな?と思いました

0279 髪型が決まったら今度はメイクです
ここでは、以前に紹介した情報誌「hana-bi 花美」の「きもの美人になるためのセンスアップヘアスタイル集」で女優の渋谷亜紀さんのスタイルの再現方法や、アップスタイルをいかすメイク術などを実演していただきました
みなさん、ホント、真剣なんですよね
女性の美へ対する熱意を実感いたしました

このイベントで、より美しい着物美人の方が街に増えるのかと思うと、嬉しい限りです

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2009年8月 5日 (水)

日常の茶器

どうしてもお茶が好きなモノで、お茶絡みの日記が増えてしまいます
今日話題にしようと思うのが、日常の茶器です

「茶器」と言いますと、茶道で使用するお茶碗を想像なさる方が多いかと思うのですが、日常飲むお茶のお茶碗だって立派な茶器
せっかくだったら、日常のものでも良いものを使いたいものですよね
ここで、茶道の場合と違うのは、良いもの=値の張るものではないということでしょうか
茶道の茶器の場合は、作者の名前がしっかり付いていて、それが古ければ古いほど良いもの…みたいなところがありますが、僕が考えるところの日常使いの良い茶碗は、シンプルで丈夫で見た目が上品だったら良いのではないかと
そしてそれがちょっとだけ作家モノだったら、話のタネになるんじゃないかなぁ…と思うのです

そこで、今日は自分で使っている茶器を紹介しちゃいましょう

0274 まずは、番茶要で使っているモノ、粉引の湯呑みです
作者は、現代陶芸家のなかでも大変な活躍をされてる花岡隆(はなおか ゆたか)さん
花岡さんは、静岡県の伊豆修善寺で作陶活動をされていますが、シンプルで抑制された造形に、穏やかな風合いに秘められた確固とした主張を使い手に感じさせる作風
作品のそれぞれ、形のゆがみ、景色の違い、かすかな手にした時の重み。どれをとっても特徴的です
掌に押し抱いた時の肌にしっとりと馴染むようなうつわは、一日一日変化していくかのよう、とても温かいぬくもりを感じる作家さんです

ここで粉引きという陶芸の手法のプチ紹介
鉄分の多い土で形を作った器の上から、白い化粧土を掛けています。できあがった白い器は白磁とは異なり、ところどころから顔をのぞかせる鉄の色に作者の想い、主張が推しだされる技法です

次は煎茶のお気に入り、川上金一さんの作品です

0275川上さんは、白磁と青磁を中心に作陶活動をされています
白磁や青磁と申しますと、中国で発達して朝鮮半島、日本、安南(ベトナム)などに伝播し、東洋陶磁史の骨格を形成している磁器
ちなみに、日本では、江戸初期の17世紀に佐賀県の伊万里で本格的な焼成が成功し、その人気は全国的に広まっていったといわれております
私の愛用している川上さんの湯呑はほのかな青みがかっているのですが、この青磁の色は、釉薬(ゆうやく、うわぐすりのこと)や素地(きじ)にわずかに含まれている鉄分が焼成によって変化したために起こるのだそうです
幽すい(かすかな、奥深さ、の意)な美と称せられます青磁ですが、川上さんの作品は静謐な中にも、柔らかな丸みを帯びた造形と合わさって、とても、穏やかなあたたかみを感じます

良い器で飲むお茶は、そのお茶そのもの味をより引き立ててくれますよね
目で楽しむというのも、本当に大切なポイントだと思います

お値段はどちらも決して高いものではありません、お小遣いの範囲で十分にセット購入できるものばかり、みなさんはどのようなお茶器を使われていますか?

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2009年8月 4日 (火)

狐峰

 0273

こんにちは
なんとなく、夏らしくない日々が続きますね…
着物好きとしては、涼しいのでありがたいのですが(^^;
今年は我が家はまだ一度も冷房を入れておりません
海からの涼しい風が一日中吹くので、とても心地よいです

今日ご紹介するのは機関紙「狐峰」です

この冊子は江戸千家宗家の月間の機関紙なのですが、これの8月号に写真付きで紹介していただきました
今年の春に行なった東京支部青年部研究会のイベントの手伝いをさせていただいたんですよね
実は、この日、初めて人前でお点前をした記念すべき日だったんです
振り返ると、良くやったなぁ…と思うのであります
だって、それは名だたる先生方ばかりを前にお点前をさせていただいたわけですから…
しかも、茶道始めてまだ半年も経っていないときに…(^^;

俺は5歳のときからピアノを習っているのですが、子供の頃から大きなホールなどで、一人きりで何かをしながら大衆の視線を浴びるって言うのに慣れているんですよね
注目されていると、いつもより良い成果が出せる傾向にあるんです(笑
本番に強いとでも言うのでしょうか…

この冊子を手にする機械があるみなさま、是非見てやってくださいね
P62で紹介していただいております
久々のメディア露出ですので、是非ご覧あれ(笑

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2009年8月 2日 (日)

夏の和菓子作り体験教室

0271 夏休み企画と言うことで、和菓子作り体験教室を開催しました
この和菓子作りなのですが、年に数度行なうのですが、ものすごい人気なんですよね
発表するとあっという間に定員になってしまいます
今日、和菓子に対するみなさんの興味が高まっているようです
みなさんは、洋菓子と和菓子、どちらがお好みでしょうか?

そんな夏休みの一日、20名程のお客様を迎えて教室は開かれました
お休みと言うことで、小学生の女の子なんかも参加してくれたんですよ
お子様が参加されるのは初めてと言うこともあり、いつもとは違う緊張感がありました(笑
子供って、大人よりもものすごい観察力があるので、鋭いご指摘をされたりするんですよね(^^;
でも、きっと楽しい夏の思い出になったのではないかと思います
絵日記なんて言う宿題は今の時代にはないかもしれませんが、仮にあったとしたら、お母様と一緒にお菓子を作っている絵が、今日と言う日の日記に選ばれていることでしょう
なんか、考えると、思わず笑みになってしまいますo(^-^)o

さて、和菓子作り
今日の和菓子作りは、一から作るというものではなく、練切の形成を楽しんでもらいましょうというものでした
実際、生菓子を一から作るというのは、2,3時間ではできないもの
小豆の下ごしらえから考えると、2日はかかる大仕事なんですよね
最近は調理器具が発達し、かなり短縮して作れるようにはなったようですが…
今回のお題は、夏ということもあり、代表的な花、朝顔の形の練切を皆様に作っていただきました。このその旬な花や生き物の形を作るというのが、練切の醍醐味ですよね(^^;
また餡は、市販ではなく、先生手作りの上質なもの。形を整えれば、お店で売っている味になってしまうというわけです

0270皆さん、最初は失敗もありましたが、2,3個と作る間にものすごく上達
最後のお持ち帰りようのお品を形成するころにはプロもビックリな出来栄え。画像もお客様が作られたものなのですが、ものすごく綺麗にできていると思いませんか?

0272 最後には自分で作った朝顔のお菓子を煎茶とともに、お茶室で召し上がっていただきました
自分で作ったもので、ほっとするひと時、良いものですよね

みなさんも、和菓子作り、いかがですか?
楽しいですよo(^-^)o

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2009年8月 1日 (土)

モダンテイストな和装

先日、ミスユニバース日本代表の衣装に抗議殺到で衣装が変更になったというニュースを見て、どんな衣装だったのかと思い、見てみたらそれはビックリ

衣装画像(時間が経つリンク先が消される可能性があります)

まずはどんな衣装だったら上記リンクから見ていただきましょう

ここで見れますが、これは確かに酷い…
秋葉原などにいるコスプレ少女ではないのだから…

デザイナーさんには発表する場所と言うものを考えていただきたかったですね…
宮坂絵美里さんと言う方は、絶対そういうのがお好きな方ではないはず、ミスコンを目指す方は、本当にあらゆる面で自分を磨くことに惜しまぬ努力をなさっているもの
これを見て、本当に彼女が可愛そうに思えました…
たとえ、たたかれることを前提にしたプロモーションだとしても、可愛そうですよね…こういう写真が残ってしまうわけですし

でも、本当にこの敢えて良く言うなら「モダンテイストな和装」
どうにかして欲しいものです…汗
これって振り返ると、中森明菜さんの「DESIRE」や浅野温子さんのファッションあたりから始まったんですよね…
和装の着崩した感じの着こなし
日本の美しい伝統的な衣装なのですから、美しいままの姿で着てほしいものです
最近では、沢尻さんのモダンな和装の結婚衣装なんかもありましたよね…
彼女達はあくまで芸能人、一般の方々には是非マネをしていただきたくないお手本です…汗

でもでも、世界コンテストに出るんだから、もう少し値の張る着物の生地で作ってほしかったですね…あんな安物じゃなくて…汗

みなさんはどう思われますか?

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