ちゅら布
今日は今開催中の「沖縄の美しく清らかな布」展について書こうかと思います
この「沖縄」あらゆる方面で今本当に人気ですよね
実はこの会を開こう…と思ったのには、つい最近知合った人との出会いがきっかけでした
沖縄で活躍しているグループに「ディアマンテス」という3人組のバンドがいるのですが、そのボーカル、アルベルト城間さんと知合いになったのが由来です
都内のホテルの一室で、僅か7人のために、プライベートライブを6時間にも渡って開催してくれたのです
沖縄の話、彼の生まれたペルーの話などなど、盛りだくさんのライブでした
ライブを終えて、意識は完全に沖縄へ!
何か沖縄がらみの「和」のイベントができないものか…と思って思い立ったのが沖縄の織物展でした
ということで、思い立ったら飛行機の中
実際に沖縄に見学に行ってまいりました
沖縄と言えば、「紅型」が有名なのですが、その中でも有名なのが城間栄順氏
彼の工房を見学してまいりました
その時はちょうど職人さんが帯を製作中で、広い部屋に帯が並べて置いてあり、染めている最中でした
奥様が猫好きで、猫の話題で盛り上がったのが良い思い出になりました
そして、もう一箇所、琉球絣の工房を見学いたしました
織っているところを真横で見学させていただいたのですが、気が遠くなるような作業で、とても感動いたしました
その後、八重山地方へ
色々と考えた結果、季節が夏だということと、展覧会を開くということで、良いものだけを集めたいということになり、沖縄の上布会を開こうということに
受苦の歴史を乗り越え、今日も生き続けている究極の手技から生まれる布たち、どれも素晴らしい作品なんですよね
独特の文化が生み出す、なんともいえない色合いが、沖縄を想像させてくれます
重要無形文化財保持者の作品ももちろんあるのですが、今回の展覧会は私がいいな!と思ったものだけをセレクト
本当に素晴らしい作品が多く、見ているだけで、沖縄の光や風を感じていただけたら、と思います
その中からセレクトした2品を紹介
一つ目は、新垣幸子氏が手がけた八重山上布。清々しさと、柔らかな色調が魅力です。
彼女は、戦後になり廃れていた八重山上布の復興、伝承に力を入れ、古文書にしか残されていなかった括り染の技法を現代に蘇らせました。現在、沖縄県指定文化財保持者であり、その作品は現代感覚にあふれた作風を確立しています。
二つ目は、砂川美恵子氏の宮古上布。無地でありながら、その作風には力強さを感じさせます。
宮古上布は、一日に20センチ織るのがやっとといいます。沖縄に生まれ、幼い頃から宮古上布に囲まれて育った彼女の作品は、麻の布と思えないほどの軽やかな風合いと光沢があります。
沖縄の最上級だけを集めた展覧会
是非、みなさんにも、見て触って、本物を感じていただきたいです
「沖縄の美しく清らかな布」展は、8月30日まで開催しております
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