« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月30日 (水)

日本刺繍教室

0329_3

春に始まった日本刺繍教室が中盤を迎えております

みなさん、ホント刺繍のことを何も知らないところから始めたのですが、数ヶ月で腕もかなり上達なさっております

昨日の教室には爽やかな単衣を披露下さった方もいらっしゃいました
着物を着ながら、日本刺繍をする
なんか趣がありますよね

雪輪と桜の半衿を皆さま、取り組まれていらっしゃるのですが、 0330_3
みなさん休みの間も刺し方を覚えていらっしゃいまして、今回の二時間の間にもかなり、進まれたご様子でした

12月のラストまでには、美しい作品ができあがることでしょう
刺繍を施した半襟、お友達にこれ自分でやったのよ!って言うのがみなさん楽しみで仕方のないようです

0328_2 刺繍の腕が少し上がってくると、より複雑に色の表現をしたくなるもの
でもこれは非常に難しいことなんですよね
裏側の処理も大変ですし、何よりどの場所にどの間隔で色を変えていくか、遠くから見たらどう見えるのか、色々と考えないといけないのです
ルーペを使って、拡大しながら、間隔を揃えていくんですよね

先生の流れるように絹糸をさしていかれる指は、まるで魔法の指のよう。
刺繍も奥が深い芸術ですね

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月29日 (火)

大人の書道教室

0327 今日は定期開催中の大人の書道教室の話題から

おかげさまで、少しずつなのですが、ご近所のみなさんを中心に生徒さんが多くなってまいりました
習字って、どうやら女性よりも男性の方が興味を持っていらっしゃる方が多いみたいなんですよね
最初は女性だけのお教室だったのですが、気がつけばほぼ半々までに

新規で問い合わせしてくる方は男性の方が多い感じになっております

一般的に女性は子供の頃から男子よりも字が上手な人が多いんですが
(これは不思議ですよね… 小学生なのに大人のような文字を書く子が結構いたのを思い出します なのに男子と来たら… 読めれば合格みたいなこが多かった(笑 )
男子は大人になっても字が綺麗にならない人が多く、少し余裕が出ると正してみたいと思われる方が多いのかもしれません


0325 さて、書道教室
初めて参加された方は、まずは「大小」の二字からスタートしていただきます。

この二文字、お時間があったらちょっと書いてみていただきたいのですが、習字の基本を習得するのにホント最適な文字なんですよね
画数も少ないし、何度も練習できるというのが、更にその利点を高めております

少しなれたところで、本科の方と合流

今月のお題は漢字(楷書、行書)では『千字文』から二句と、実用書では季節のことばを練習しました

『千字文』というのは、「古くから書の学習と文字を覚えるためのテキスト」で「六世紀に中国の周興嗣(しゅうこうし)が作ったと考えられています
ご興味のある方、是非書店などで探してみていただきたいですね
非常に趣きのある一冊です
練習用ではありますが、書かれている中身が素晴らしいです
古の書物と言うのは、どこの国のものであってもほんと素晴らしいものが多いですよね
だから何世紀もの間人々に伝わっていくのでしょうが

実用書では、「九月」、「初秋」、「秋の日は釣瓶落し」など、翠櫻先生のお手本を横に練習をいたしました

それにしても、文字を書くのは難しいです
今習っている香道は筆で文字を書く機会が多く、それをみなさんに披露しなければならないというのもあって、真剣に練習している次第です(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (1)
|

2009年9月27日 (日)

わたしだけの結城紬

0324_2「結城紬産地で重要無形文化財無地きものをお誂え」と題しまして本場結城紬産地見学と、オリジナルで結城紬を特別にオーダーメードしていただける催事を行ないました。

前回は見学だけのツアーを比較的大人数で行なったのですが、ちょっと人数が多すぎて、実際作りたいと思った人でも、時間的な余裕がなかったということで、少人数ツアーを今回は開催

やっぱり何事もそうですが、少人数で行くと、相手の対応もより丁寧になりますし、自分が聞きたいことも聞けるし、中身は充実するようでございます

結城紬は「ながはたべのあしぎぬ」と呼ばれた日本最古の織物の技法を今も守り伝えている国の重要無形文化財に指定された特別な織物です
残念なことに、結城紬は他の紬ものとは違って、個人で全ての工程を行なうのではなく、古くから分業にて品物を作る習慣(組合みたいなものがいくかあり、順番に工房(民家)を廻り、作品が完成する仕組み)があるため、人間国宝的な人はいないんですよね
人間国宝に認定されるためには、糸を紡ぐ段階から仕上がりまで全ての工程を一人の人がしないといけないのです

結城紬の最大の特徴は
撚り(より)をかけない手紡ぎ糸を地機で手織りして作られるところ
きものは真綿のようにふっくらとやわらかく、軽く仕上がります
着物一着分の生地を持ち上げると、え?って思ってしまう程、軽いんですよ

そして、時がたてばたつほど、その生地の良さが出てくるのがまた結城の特徴だったりもします
結城紬は「三代着て味が出る」と言われていることをご存知の方も多いかもしれませんね

地機という1500年もの間守られてきた手法は、労力も時間もかかりますが、それだけに作り手の方のひたむきな思いが一反一反に込められています

そんな見学の後、いよいよ参加者の方はオーダータイム
いま活躍中の作家の方の工房を実際に訪ね、そして製作されていく過程を横目で見ながら、自分のオリジナルを製作者の人と直接話しながら作り上げていく
みなさん真剣そのものでした

フルオーダーですので、お値段もそれなりにするものになるのですが、
それだけあって、気合もお入りになるご様子でしたね
でも、みなさん、とても楽しそうでした
やっぱり、出来上がっているものの中から選ぶというのと、自分の趣味にぴったりあったものを作り上げていくというのでは、思いいれも変わってきますもんね

お袖を通される度に今回の産地見学のことを思い起こしていただければと願うばかりなのでした

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月26日 (土)

伊勢物語夢幻

Img_3446 先日、国立能楽堂に「能と狂言の鑑賞会」に行ってきたときのお話です

東京は千駄ヶ谷に国立能楽堂という能の常設舞台があるのですが、みなさんご存知でしょうか?
能はよく見に行くのですが、神楽坂にある矢来能楽堂にしか行ったことがなかったんですね
矢来能楽堂はこじんまりしていて、古さがとても趣深い能楽堂なのですが、この国立は全然違いました
まず、そのスケールの大きさ…能楽堂自体も大きいのですが、それに付随する設備が素晴らしいんですよね
さすが…と感心させられました
舞台も大きくて、そして何より新しくて、とても美しかったです

そんな舞台 テーマは「伊勢物語」

「伊勢物語」と「枕草子」はよく能の題材になることが多いのですが、その中で今回は「井筒」を鑑賞しました
地味なお話なのですが、素晴らしかったです
あまりにも話に入り込んでしまい、2時間近くの演目が一瞬のようでした

能とは、その昔、宴などの席で、今でいえば、小説などを朗読しながら演技をするみたいな感じのもので、夜の楽しみのひとつだったんですよね
正直、何を言っているのか良くわからない部分も多々なのですが、台詞はほぼそれぞれの原作の通りなので、上流階級のみなさまは、話を熟知しており、何の問題もなく見ることができたのでしょうね
逆に、話を熟知しているからこそ、そのような形になったのかもしれません

異次元にでも行ってしまったかのような、そんな雰囲気の能の世界でした
この能の舞台
日本人にでさえ、かなり難しジャンルの娯楽なのですが、結構外国人のお客さんも見にいらしてるんですよね
ゆっくり話は進むので、眠ってしまうのかと思いきや、日本人以上に真剣に見入っておりました

みなさんも次のお休みに、能を見に行かれてはいかがでしょうか?
見に行くときは、しっかり予習をなさってからいかれることをお勧めします
着物を着て見に行くなんて、しゃれているかもしれないですね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月22日 (火)

秋のフラワーアレンジメント

0321 昨日の日記にも書きましたが、今年はなんだか寒くなるのが早いですよね…
9月ってこんなに寒かったでしたっけ?
夜は上着を着ていないと、寒い位
温暖化って言葉を忘れてしまいそうですよね(^^;

そんな秋を感じる今日
「秋のフラワーアレンジメント」の教室を開催しました

「ほんのり 秋色アレンジ」というテーマで今回も明治座前の花と雑貨のお店Soさんから、店長の小坂先生にお出でいただいて、皆さまそれぞれの方が思い思いにアレンジメントをお楽しみいただきました

メインに優しいオレンジ色のガーベラを中心にして、周りに様々な同系色の秋草を配して活けていただきました
0322_2

レッスンにはリピーターの方も増え、みなさん回数を重ねるに連れて、アレンジメントも上達しているようです
通常はこちらで用意している花器に生けるのですが、最近では生徒さん自分の花器を持参して、より自分のイメージにあったアレンジメントに!と励んでおられます

花と言うものは、ホント奥が深いですよね
洋花のアレンジに和花のアレンジ、茶花から華道と…
あまりにもジャンルが沢山ありすぎ、極めるというのはかなり至難の業なようです

みなさんは、生活に花を取り入れていらっしゃいますか?
自宅や職場に花があると、結構心安らぎますよ

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月21日 (月)

長板のお稽古

0319 九月も半分が過ぎまして秋の夜も更けてきますと鈴虫の鳴く声が日本橋でも聞こえて参ります。
すっかり街中でも新栗が出回り始め、秋も本番。今年は気のせいか例年よりも秋が深まるのが早いように感じませんか?

そんななかお茶のお稽古も順調に進んでおります。

今は長板のお稽古をしているのですが、やっと少し慣れてきたところに、新しいお点前が加わりました
それは、お茶入れとお茶杓の「拝見」です
総礼で始まり、二服点て、お茶入れとお茶筅の「拝見」、水差しに水を足し、「拝見」に出たお品を引き取り、そして総礼
と流れていくのですが、一人30分近くお点前にかかるんですね
先生と一対一なので、かなり緊張いたします
でも、できることが少しづつ増えていくと、世界が広がっていき、楽しくなりますよね
最近は、お点前を実際お客様の前でする機会がないので、何かお茶会的なことをしてみたくなってしまいます

画像は長板の様子
前回、水差しの話をしたかと思うのですが、今回の画像が正しい水差しを用いた長板のセットになります
この青磁の平水差しは峯雪先生がわざわざお持ちいただいたもの。丸いラインが全体にいきわたっていてとても美しい水差しでした

0318 それでは、ここ2回のお稽古で使ったお菓子やお花などをご紹介

まずはお花です

(画像左)
風に吹かれただけでも驚いてしまいそうな秋の可憐な花を山野の気配とともに峯雪先生がお持ちくださいました
毎回のお稽古のたびに様々なお花をお持ちくださいまして、普段なかなか出会う機会の少ない山野に咲く野の花の名前やいけ方も知らないことばかりです
色んな花を知ることができるというだけでも、プラスですよね
向かって長く秋風を呼ぶようにしていますのは水引、白くうつむき加減の花は桔梗、その左下は山城菊。隣の鶏の鶏冠(とさか)のような朱色の花は鶏頭、そして鶏頭の真上の山吹色がかった赤と黄色の群なす花の名は不明とのことでございます

(画像右)
左上からご紹介しますと、すすきそして、右横のかしげるようにすすきに寄り添う紫の花は雁金草。中央は秋明菊に、右下は女郎花になります。鮮やかな朱赤の花は沢桔梗です。
この雁金草は美しい姿ですけれど、触ると少し独特な香りがするので、あまり不用意に触らぬようにとのことでした。

0320 そして、お菓子のご紹介
(左上)
中秋の名月にちなみましてお菓子は、日本橋のうさぎやさんの「うさぎ」。求肥にこしあんを包んだものです。
前にも話しましたが今年は陰暦ではうるう年。5月が二回あったために、中秋の名月は、まだこれからなんですよ。10月の頭にやってきます。
(右上)
そして、仙台からお土産に先生にお持ちいただいた「ずんだのおまんじゅう」。上用の生地のなかに、青々しいお豆のあんが包まれていて、ほっと和むお味で嬉しさもひとしお。ありがとうございます。まるで洋菓子のようなお味でした。
(左中央)
お干菓子は高岡の志乃原さんの「江出乃月」、有磯の海に漂う満月を模したものに、恵那寿やさんの白菊の愛らしいものを用意しました。
(右中央)
先生から愛知の松華堂さんのお誂えになられた棹菓子「山路の秋」をお持ちいただきました。本来は、薄茶の色が土を表していますので手前におき、薄黄色が初秋を表しているので向こうになるようにとのこと
(左下)
左が松本の開運堂さんの胡桃が入りました「真味糖」。右は恵那寿やさんの菊の落雁です。ともにお干菓子になります。お干菓子にしてはとても滑らかな味わいでした。
(右下)
上生菓子は今回は、日本橋の三橋堂さんの名物「葛焼」をご用意しました。ご近所にあるお菓子屋なのですが、初めて購入してみました。

これだけお菓子を食べると、お菓子通になってきますよね(笑

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月20日 (日)

和食マナー講座開催

0315 以前にも大変ご好評をいただきました「鈴田先生のマナー講座」を再び開催しました。

実は洋食のマナーよりも和食のマナーの方が色々難しかったりするんですよね
マナーと言うものは、「決まりごと」ではないんですよね
同席する知人や友人、お客様に食事中に不快感を与えない、振る舞いなんです
是非身に着けて、この人って素敵だなと思われたいものですね

そんな基本を、茶道、香道、書と様々な和の文化を極められた鈴田先生に優しく、わかり易く日常のなかで役立つ美しい和の作法を教えていただきました

鈴田先生の教え方は本当に優しく丁寧で、みなさんからも大好評なんですよね

0316 はじめに、先生からお箸の持ち方から、お椀の蓋の開け方、そして、召し上がる順番などをご説明いただきました。ある程度まで練習したところで、いざ本番。場所を緑美しい日本庭園を眺めながめられる日本料理屋さんへ移動。会席料理をいただきながら、みなさんには美しい和のマナーを実践していただきました。
マナー講座と言うと、実際食べながら…というところが多いのですが、この最初に講座を行い、その後実戦というのは意外と新しい形。
ちゃんとお食事を楽しむこともできて、みなさんご満足の様子でした。
会席の中身も秋の珍味満載で(^^;とても素敵な内容でした。

食の秋と申しますが、ホント色んな素材が一番美味しい頃なんですよね
夏の間にたっぷり成長した食材たち
輝いておりました

お料理は、「前菜」から始まり、お椀に山椒を天に盛った「船場汁」、「お造り」、「お凌ぎ」、里芋饅頭を蕎麦の実でくるんだ秋の稔りをお感じいただけるような「炊き合わせ」。
そして華やかに稲穂をあしらい、菊の花を演出した中秋の名月のような「組肴」。
「お食事」と「留椀」が続き、最後に季節の「水菓子」などのプレート仕立てにしたデザートで実践いただきました。
何気ない所作に気を配る和のマナーの美しさをお感じいただけたご様子。

日本料理と言うのは、世界一見た目にも美しい料理
お店の都合で写真で紹介できないのがホント残念です

0317 お食事の後は、お茶室に移動していただき、先生が皆さま全ての方にお茶を点てて下さいました

珍しい葉蓋のお点前をご披露していただき、お干菓子の盛り方やお薄の召し上がり方を体験

お干菓子の青い柿に盛り込まれた秋の気配にいっそう、日本の季節のうつろいにお和みいただいてから、先生から特別に今回のマナー講座にお集まりいただいたご縁を大切に、かけがえのない出会いを五感で記憶していただけるように塗香のプレゼントがございました
立ち昇るお香は皆さまの掌の温度によってさまざまにいつまでも、いつまでも薫るかのようでした

みなさん、とても喜んでいただけて、とても素敵な秋の一日になりました

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月19日 (土)

自分でできるお手入れ講座

ちょっと久し振りの日記になってしまいました
忙しくしておりました
みなさんは、お変わりありませんでしょうか?

さて、今日の日記は先日開催した「自分でできるお手入れ講座」の報告です
そろそろ季節の変わり目、洋服だけでなく、着物も夏物や単衣の季節も終わりに近づき、みなさんお手入れをどうしようか?と考えていらっしゃるのではないでしょうか
夏場の着物はとかく汗によるシミが多くでき、肉眼で見る限り大丈夫と思っても、次の夏に来てみようと思ったら衣裳が黄ばんでいた…なんていうことはよくある話
ぜひ、お手入れをしっかりしてから、次のシーズンまで収納してもらいたいところです

でも、一着だけだったらまだしも、いくつもお着物をお持ちの方は、金銭的にもすべてをお手入れに出すというのは困難なもの
そこで、今回の講座を行いました
自分でできろうなところは自分でやり、どうしても手に負えそうにないものを業者にお任せしようという、とっても経済的な講座
不況の今、できれば無駄な出費はしたくないものですもんね(^^;

0312 今回の講師は、悉皆のお仕事に携われて数十年のキャリアをお持ちの杉山先生

着物を着るのは好きだけれど、お手入れが億劫と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?と先生はみなさんに質問から始められ、
お手入れに良く使われる「丸洗い」や「洗い張り」といった用語の正しい意味や目的を、例を交えながら詳しくご説明いただきました。
みなさん用語は知っていても、結構きちんとした内容までは把握されてないことが多いんですよね。
皆さま、熱心にペンを走らせながら聞き入っていらっしゃっていまして、関心の高さが伺えました。

0313 その後、最も汚れ目立つ、衿汚れを自分で落とす方法を先生に実演していただきましたが、その鮮やかな手際に皆さま、感嘆されていらっしゃいました

ほんの数分で、見事に衿汚れが落ちていき驚くばかりのご様子

そして、実際にお手入れ前のきものを使い、先生のご指導の下で、みなさまにお手入れ方法をお試しいただきました

コツを覚えてしまえば、洗いの回数も減らせてとてもお得ですし、生地を傷めることもないので、みなさんもぜひ、お手入れを身につけていただきたいですね

さて、汚れがこびりつく前に、夏物のお手入れをしましょう

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月 4日 (金)

夏忘れ落語会

0309_3 夏もそろそろ終わりと言うことで、先日「夏忘れ落語会」を開催いたしました
今年の春に続きまして、人気若手落語家の春風亭一之輔さんをお招きして開催、大勢のお客様に来場していただけました

一之輔さんは平成13年に大学を卒業後、同年に春風亭一朝師匠に入門されて三年後には早くも二つ目昇進された数々の受賞歴もある、大変注目の落語家でいらっしゃいます

かなりのイケメンさんで、女性ファンの方が大勢いらしてました
落語家さんで、追っかけ的な女性が大勢いらっしゃる方ってのは少ないかもしれないですね
美男子と言うのもは、色々と得をするようです(^^;いいな…

と話は本題へ
今回の落語会では、休憩をはさみ二席「落とし噺」と「怪談噺」をお届けくださいました
0310_4

まずは、前座の立命亭八戒さんの登場で始まりました

八戒さんのお人柄を感じさせてくださるような、のびのある声でひと笑いさせていただいきました

前座と言うのは、大変なお仕事だなぁ…と見ていて思いました
開演して、まだお客様の頭の中は、完全に落語の世界には入っていないんですよね、そこをいかに上手くその世界に導き、そして本座を勤める方に良い状態になった場を引きつくが腕のみせどころ
自身の落語の腕を磨く場であるのももちろんですが、もっと重要な役目があるんですよね
前座さんが作り上げた雰囲気次第で、後の演目に大きく響くように思いました

0311_3 立命亭八戒さんの後いよいよ、一之輔さんの登場です

まずは「春の落語会」にふれつつ、現実世界から噺への橋渡しの「枕」で皆さま、すっかり一之輔さんの世界に惹き込まれていきました
ホント、話のプロは凄いですね
見習うべきところが沢山ありました
人の心をギュッと掴むテクニックが盛りだくさんです

お話は進み、くすりとした笑いから、大笑いまで変幻自在にお噺いただきました
扇子をお使いになられたものを食べる様子は、本当にお見事というしかございません

「落とし噺」の一席目が終わりましたら、休憩時間を取らせていただきお客様にはお菓子とお茶でお楽しみいただきました
みなさん二席目への期待が膨らんでいらっしゃったご様子でした

そして、一席目と二席目で衣装替えもされて照明も落とし表の夏の陽射しがうその様になりまして、いよいよ怪談噺『真景 累ヶ淵』から「豊志賀の死」が始まりました

染み入るような哀婉な声や暗黒淵(やみわだ)から絞るように聞こえる豊志賀の声と相まって、やるせない情念の怖ろしさが間合いの沈黙に込められているかのよう
あたかも目の前で、惨劇が繰り広げられたかのようです

豊志賀が死に、これからの新吉に因縁が付いて回るという締めくくりをむかえ二席目が閉じられました

聞けば一之輔さんは今回、怪談噺を「初めて」されたとのことで、驚くばかりでございます
みなさん、貴重な場に居合わせました

最後に、お出でになられました皆さまと交流の場として質問コーナーを設けさせていただきました

いろいろなご質問に楽しくお答えくださいましたが中でも羽織の話に皆さま、ご興味が湧かれたご様子でした
落語家の方の羽織の紋は一門の紋と自身のお家の紋を使うのが一般的ではあるらしいのですが、ご贔屓の方が自身の紋を入れた羽織を贈られ、それを着ることも多いのだとか
日に日に異なる紋の入った羽織は、人気のある噺家としての証拠のような役割
気にかけている人に、自身の紋の入った羽織を着せて舞台にたたせるなんていう粋な遊び方もあるんですね
色々と勉強になりました

また、羽織を脱ぐタイミングも噺の中で室内に入った時や喧嘩をする時など効果的に脱ぐとのことでした

一之輔さん、新作落語も年間15~20も発表するとのこと
落語と言うのは、台詞なども全部決まっているお芝居みたいな感じになっているのですが、それを年間に何本も覚えるなんて、ほんと凄いと思いました
素晴らしい、芸術ですよね

一之輔さんの「夏忘れ落語会」はあっという間に時間も過ぎ、最後はやはり笑いに包まれて閉会させていただきました

次回の落語会は秋に開催予定です

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月 3日 (木)

振袖着ていますか?

0308 brotherの新製品発表会にタレントの小林麻央さんが振袖姿で登場と言うことで、今日は振袖のお話を少し

小林麻央さん、毎日TVのニュースで拝見しておりますが、
お着物姿も綺麗ですよね…

ということで、今日の話題は「振袖」です

女性のみなさん、七五三は別として、思春期後初めての着物は、成人式の振袖と言う方が大半なのではないでしょうか?
そして、成人式の日にしか着なかったという方が、これまた大半なのでしょうか

みなさん、振袖お召しになられてますか?

もし、ご自信の年齢が、まだ振袖が世間一般に許される年齢だったら、じゃんじゃん着ちゃって欲しいんですよね
友人知人結婚式などはもちろん、会社のちょっとした催しに着るのだってアリだと思います
このニュースの日記の小林麻央さんも、ちょっとした発表の場で振袖を着ているように、一般の女性だったら、会社のイベントや、何か受付の係りを任されたときに振袖姿だったら、それだけイベントの格が上がり、商談もまとまったりするかもしれないですよo(^-^)o
自前の振袖を提供するのだから、着付け代位は会社に出してもらいましょうo(^-^)o
上手く説明すれば、会社もやってくれ!と頼んで来るかもしれないですよ

この、成人式の日以降も着れる振袖
これは、振袖を買うときから、考えた方が良いかもしれないですね
最近よくある、全身ラメで、何の花だか分からないような花が全身を覆っているような、ギャル風安物着物だと、後に着れなくなっちゃうんですよね
これから振袖を…と考えたいる方、是非、古典柄の着物にすることをお薦めします
古典柄の振袖だったら、20代後半になっても着れますし、どこに行っても恥ずかしくない着物になるからです
柄を考えて購入し、ある程度の年齢になったときに袖を裁ってしまえば、後に訪問着として着ることも可能だったりするんですよ

成人の思い出として残しておくというのもありますが、その振袖とともに人生を歩むなんていうのも素敵かもしれませんね

何はともあれ、振袖着ちゃいましょう~と言うお勧め日記でした

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月 2日 (水)

香道 ~ 『竹取香』

0307 こんばんは
七夕に開催したイベントをきっかけに、香道を本格的に習い始めました

流派は御家流です

みなさん、香道についてはどれくらいご存知でしょうか?

私、お香の香りを楽しみポーズ位しか正直始めは知りませんでしたが
今日一日のお稽古を通して、色々知ることができました

知識を深めるということは、本当素晴らしいことだなぁ…と改めて実感です

今日は香道を何も知らない方への、簡単講座です

まず、香を楽しむことを、香を鑑賞すると言うそうです
この鑑賞には、3種類あります
*供香(仏様にささげるお香)
*空香(空間を香り付けるお香)
*玩香(一般的に香道といわれる聞香)
上記の三種類です
そして、玩香である香道の中には
「一炷聞」幽玄なる一木の名香を鑑賞する香
「名香合わせ」香そのものの優劣を競う香
「炷継香」香を基に連歌式要領で香の連続推移と銘柄を鑑賞する香
「組香」文化的主題をもとにゲーム式に香気を鑑賞する香
とに分かれます

鑑賞力だけでなく、文化的教養、美的感受性が問われ、本当に雅な遊びなんですよね

超初心者な私は、一番入りやすい「組香」を楽しみながらお勉強するクラスに入門いたしました

本日のお題は9月と言うことで、中秋の名月
竹取物語を主題に「竹取香」と題して行なわれました

証歌は
「おのが身はこの国の人にもあらず、月の都の人なり」

みなさん、今日9月2日は、旧暦では7月14日だと知っていらっしゃいましたでしょうか?
今年は旧暦ではうるう年の年でして、5月が2回あったのだそうです
なので、本当だったら中秋の名月は来月なんですけどねぇ…と先生がおっしゃっておられました

さて、話を香に戻しましょう

竹取物語のお話をしながら、登場人物にそれぞれ香木をあてはめ
そのお香を試しながら聞き覚え、最後に本香として廻ってきたお香を聞き当てるという遊びなのですが、充実しておりました

石作皇子、車持皇子、阿部左大臣…数々の登場人物に対して、みなで自分の考えなんかを語りながら進めて行くのですが、物語をシッカリ把握していないとダメなんですよね
他の題材のときも同じようなわけですので、ホント、知識が問われる、貴族の遊びだったんだな…と実感いたしました

それにしても、茶道同様、ホント、心安らぐひと時を過ごすことができました
心に余裕といいますか、ゆとりを与えてくれる香道でした

みなさんも、香道良いですよ!
お薦めです

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2009年9月 1日 (火)

夏のお座敷遊び

早いもので、9月になりましたね
みなさん、お変わりありませんでしょうか?

今日は先日2日間にかけて開催した「花柳界 夏の舞とお三味線で楽しむお座敷遊び」をレポートしようと思います
日頃なかなか知る機会の少ない花柳界の艶やかな世界を皆さまにお楽しみいただきました

今回は会場になった場所、日本橋浜町は昔は浅草・月島と並ぶ芸者さんの街としても有名で、料亭などが沢山あり、夜はとても華やかな場所だったそうです。最盛期には1000名近い芸者さんがいらしたのだとか
今は料亭も減り、芸子さんの数もかなり減ったとのことです

0306さて、そんな今回の催しでは、浜町近くの花柳界、芳町で長年活躍されていらっしゃいますお姐さん、芸妓の久松姐さんと常磐津文字三幸小唄の千紫ゆ巳姐さんのおふたりをお招きしました

お二人は普段は、ミシュランの三ツ星を取ったことでも話題になりました、90年の歴史を誇る料亭「玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)」さん等のお座敷出ていらっしゃることが多い方たちです
東京の下町を代表するお二人と言っても過言ではないでしょう

普段は超高級料亭でしかお目にかかれないお二人ということもあり、催事は大変な人気をいただきまして、発売と同時に完売、追加公演をしていただく盛況ぶりとなりました

当日はお昼ということもあり、お酒を一杯いただいたあと、
お茶とお菓子をお楽しみいただいてから、早速、一流の花柳界の世界にお姐さん方にお連れいただけました

0304 舞台ではまず朗々と響く、ゆ巳姐さんの声とお三味線の音に合わせて久松姐さんの舞を披露されました

すべての動作が一幅の絵の連続のよう
華やかに明朗さを、時には彼方にいる方を想うように憂いを帯びていました

姐さん方の、艶やかな秋草模様の着物も会場に花を添えていらっしゃいました

小唄、長唄、俗曲を披露していただいた後は、皆さまからの質問にお答えいただきました

お客様の大半が女性ということもあり、美に対する質問が沢山飛び交いました
いつまでも麗しい秘訣は?という問いには「人の眼に触れるという緊張感かしら。」と婉然とほほえみながらお答えてくださったり、夏のお暑い時季の着物を涼やかに着こなす秘訣は「あまり、締め付けないこと。そして、ゆっくり着ること。」だとか。
おふたりは、伊達締2本と腰紐1本のみで、帯も真半分には折らずやや幅をもたせバランスをとられて着ていらっしゃるそうです。
他にも、記念撮影等の折にお手を袖に隠される理由なども教えていただきました。質問は、皆さま尽きないご様子でした

0305 そして質問にお答えいただいた後は皆さまもお待ちかねのお座敷遊びを繰り広げていただきました

普段は殿方の遊びであるお座敷遊び
女性のみなさんはあまり経験する機会がないということで、みなさんとても楽しんでいらっしゃいました

徳利のはかまを使って、「金比羅、船々~」と唄いながら交互に手を置いていきます
拝見していますと、とても反射神経を活用されたご様子でした

お手つきをされた方には、罰ゲームとしましてお酒をおひと口、召し上がっていただいきましたが、久松姐さんにお酌していただけて、負けられても何やらとてもお楽しそうな雰囲気でございました。
大いに盛り上がった後に、再び、お姐さん方の芸を堪能していただきました

多くの皆さまが着物や浴衣をお召しになられてのご参加でしたのでとても会場全体も華やぎ、皆さまのご様子からは爽やかな秋の気配を感じさせていただけるよう、床には吾亦紅、藤袴や万作の秋草を添えさせていただきました

秋はそこまでやってきているようです

みなさんは、お座敷遊び、経験はございますでしょうか?
実際にお座敷で見ると、お酒が進んでいる状態だったり、同席者との話しや食事なので、芸者さんの芸をじっくり見る機会と言うのはないのですが、実際にその芸をじっくり見ると、完成された一つの芸術なんですよね
とても素晴らしいひと時を過ごせました

これも日本の美しい文化の一つなのだと実感するのでありました

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »