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2009年10月

2009年10月30日 (金)

香袋と文香つくり講座

0355 大人気のお香を使ったイベントを久々に開催いたしましたので、ご報告です
今回もお招きしたのは、香十の顧問をしてらっしゃる柳 健一先生です
今回は思わず秋のお手紙に入れたくなる"文香つくり"とお部屋や衣装箪笥にいれるとよい香りがする"香袋"つくりをご指導いただきました。

実際に作業を始める前に、お香についての講義がありました
毎回参加くださっている方もいらっしゃるので、テーマもいつも違うもの
今回は世界の香の歴史のお話しから、ネアンデルタール人も第三氷河期の終わり、15万年も前から香を使用していたこと、室町時代の東山文化により、茶道、立花、能と共に香道が確立したこと

そして現在の世界で最も高価な香水、アムアージュのお話しまで幅広く御講義いただきました。

アムアージュ、みなさんご存知でしょうか?
香水の宝石とも言われる、古代から変わらぬ技法で作られている、オアーン原産の香水です。
日本では非常に入手困難で、50mlで20万円以上で売られているとのこと

どんな香りがするのか、一度香りを楽しんでみたいものです

みなさん、素敵な香りを想像しながら、作業へと進んでいきました

いよいよ香袋と文香つくりです。

まずは、先生が用意してくださった、お好きな香袋と文香を選んでいただきます。
種類が沢山あるので、この時点でみなさん、かなり迷われておりました。
一緒に持ち歩いたりするものなので、お気に入りのモノを選びたい!
みなさん、真剣な眼差しでした。

そして、お香の調合です。

0356 今回用意したお香は
白檀、桂皮、甘松、丁子、かつ香、龍脳など
この中から、お好みで調香していきます。

不思議に人それぞれの香りに調合され、香袋に入れて皆様、ご満足でした。

0357 香袋を完成させたら、今度は文香つくりです。
貝の粉に香りを閉じ込め調香します。面白いですよね。
それをかわいい文香の用紙にいれていきます。

文香と言うのは手紙の中に入れて、相手に贈るものなのですが
どんな手紙を書こうか~と、想いをこめて作るものでもあるんですよね

みなさんも、文香の入ったお手紙を受け取ったときは
相手がどんなことを考えながら作った香りなのか、考えながら手紙を読むと、更に深いものになるかと思いますよ。

楽しい時間はあっという間に終わり、ご参加の皆様、笑顔でご自分のおつくりになった香袋と文香をお持ち帰りになりました。

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2009年10月23日 (金)

第一回きものコーディネイト大賞

本日「きもの・和・日本橋」で有名なイベントの一環で
「第一回きものコーディネイト大賞」の発表が行なわれました
このイベント、28日まで日本橋エリアを中心に日本染色文化博覧会として様々なイベントを開催中なんですよね
当初は小さなイベントだったこのイベントも、だんだん加わる企業が増えて、今となってはメディアに取り上げられるまでに
業界のみなさん、頑張っていらっしゃいますよねぇ

何せ、この不景気です
大多数の方にとって生活必需品ではないきもの
売り上げが伸び悩み、悪戦苦闘の末の、アイデアだったのでしょう

常盤貴子さんの結婚報道も、このイベントがメディアに取り上げられるように、おそらく代理店の方が仕組んだものでしょうね
業界にはありがちなことですが…汗

ちらっとこのイベントを拝見させていただいたのですが、常盤貴子さんと八千草薫さんが広告塔になっていたのですが、そのほかの一般の方々は自分の自信のコーディネート姿で登場
さすが、コンテストにいらっしゃるだけあって、みなさん着こなしが上手でした

イベントの写真はこちらのリンクから … (後日記事が削除される場合があります)

私、仕事柄目が肥えているので、一瞬で、良いものだな、安物だな…と日本製だな…海外製だなぁ…とか、わかってしまうのですが(^^;
所謂安物であわせている方も、ちゃんと様になってて、オーディションに勝ち残ってきただけはある…と感心するばかりでした

見ていて思ったこと、
着物に縁のない方にも是非着物を着てもらいたいなぁ…と

着物が売れなくて、業界が大変だというのももちろんなのですが、
一番残念なのは、モノが売れないから、生産者である技術者がいなくなってしまうという点なんですよね

日本製のちゃんとした着物(純正着物とでも言いましょうか…)が売れなくなってしまった現在、廃業していく高い技術をもった作家さんたちがいっぱいいるんですよね

伝統工芸でもある呉服、携わる方が沢山いるからこそ、高い技術が生まれ、素晴らしいものになっていくのですが、この競争力が低下していくと、先行きが不安になってきてしまうんですよね

いつまでも、美しい日本の美の伝統が続くといいなぁ~と願いながら本日の日記でございます

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2009年10月21日 (水)

習字

お天気の良い日が続いていますね
今日は休み、家で習字の練習をしながら過ごしています

習字を習いだしたのは、まだ最近なのですが、今、必要性にかられ、何が何でも上達しないといけないことになっているのです

それは、習字の技術が、香道で必要になるから

今習っている組香では、参加者は全員回答を「名乗紙」に書かなくてはいけないのですが、毛筆で記入しないといけないんですよね
表に自分の名前、中には、香組の回答と...

この時点で、やはり字が下手ですと、恥ずかしい思いをします(^^;
先日のお稽古のときも、お隣になった先輩の女性に、
「たけし様、お習字のお稽古を少しなさった方がよろしいですわね~」
と釘を刺された次第…汗
赤面でした(笑

お香の席では、苗字ではなく、下の名前で呼び合います

まだ始めて時間が浅いので、それ以上のことをすることはないのですが、もう少しすると、お点前へと進んでいくんですね。
その前の関門が「記録係」である執筆というお仕事です。

その日の組香の内容を記録紙に書くという大仕事

記録紙には、組香名、証歌、香銘、回答、成績、日付等が書き込まれます。その書き方や、用紙自体がとても美しく、完成するとそれはまるで芸術品のようなのです。

芸術品に仕上げるためには、それなりの書の技術が必要だという次第

まだ半年位の時間的余裕があるとは言え、恥をかかないように練習しなくては…汗
緊張いたします

6_2 そんな中、今日は先程書き上げた字を三枚アップ
「春」・「夏」・「冬」の三枚です
今、秋なので、敢えて外してみました
だって、3枚までしか画像アップできないんですもん(笑

もっともっと練習しないといけないですよねぇ…

みなさんは、どのような字をお書きになられるのでしょうか?

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2009年10月14日 (水)

紅葉狩香

Img_3700 こんにちは
なんだか急激に寒くなってきていますよね

和装もそうですが、洋装もそろそろ本格的な衣替えの季節のようです
半袖はもちろんですが、長袖でも何かを羽織らないと夜などは、寒く感じます

そんな中、お香の会がありました
今回のお香は組香「紅葉狩香」と題して行なわれました

証歌は能因法師の
 嵐ふく三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり

証歌(しょうか)とは、組香のテーマを表すもので、たいていはついているものです
だいたいは和歌になっていることが多いです

今回はこの中から12の本香を当てていくという遊びでした

みなさん、もう香木の香りをだいたいわかっていらっしゃるので、次々と利き当てるのですが、まだ初心者の私、正直全然(^^;
チームに分かれて対戦したのですが、足をひっぱっておりました…反省

香木を買って、やはり自分でも利き比べをしないといけないようですね

この日は天気が悪く、雨だったのですが、湿度が高いと香木の香りがよりまろやかになるとのことで、一層初心者の私には厳しい状態でした

それにしても、お香の世界は、奥が深いです…(^^;
勉強しないといけないことが山のように
課題が沢山です

和に関することを色々極めてみたいと思われている方
香道はお薦めかもしれませんね
日本のルーツを色々勉強できますよ

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2009年10月11日 (日)

秋の草花をいける茶花講座

先日の十五夜に行なわれた秋の草花をいける茶花講座の報告を今日はしようかと思います

先の日記にも書いておりますが、今年は閏月のあった年ということで、
十五夜が約一ヶ月遅れになったんですよね

みなさん、十五夜はご覧になられましたでしょうか?
私は沖縄にいたのですが、雲の合間からでしたが、何とか見ることができました

東京では天候が悪く見ることができなかったようですね

0339 今回の茶花講座
茶花の世界で高名な武内範男先生に春に続きましてご指導いただきました。
武内先生の講座と言うものは、あちこちで行なわれているのですが、どこで開催しても、あっという間に満席になってしまうようですね
茶花にご興味のある方でしたら、みなさんご存知なのではないでしょうか?

0340 今回は前半に講義をしていただきまして、後半は秋の草花を様々な花器を使っていけました。
同じ草花を使いながらも高さを変えたり、花器の表情と相談しながら入れてると全く表情が変わることを皆さま、目の当たりにされて、実感されたご様子。
ほんと、これは実際にご覧にならないとわからないかと思うのですが、角度一つで花の表情が全く変わるんですよね。

花をいける
花と対話する喜びもありますよね
非常に楽しく、有意義なひと時を過ごすことができました

先生がいけてくださった花々を是非少しだけですが、ご覧ください

0341 武内先生がお持ちの掛け軸、小堀宗明の炭焼き小屋の端正なものに花籠など秋に似合いのものをお持ちくださいました。

レッスンの最後にはお持ちの花器を使いこなす、ちょっとしたポイントもお教えくださいました。
花をいれる楽しさ、水揚げのコツ、花器と花のバランスを詳しくご説明くださり、皆さま、熱心なご指導に惹きこまれたひと時をお過ごしいただけました。

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2009年10月 9日 (金)

日本舞踊

0338_2 九月もあっという間に過ぎ、10月も半ばにさしかかり、単衣からあわせになりまして着物シーズンが訪れますね。
今から深まる秋のご予定に何をお召しなろうかと楽しい悩みを抱えていらっしゃる方も多いはず。

そんな中、恒例の日本舞踊のレッスンを行ないました。
この日本舞踊のレッスンの目的は、美しい所作を身につけましょうというもの。
着物の時には、洋服だとなかなか気付かない何気ない所作がとても美しく感じられたりするものです
ちょっとした、でも、とても印象に残る絵から抜け出たような仕草を学んでいただけるのが、日本舞踊から学ぶ「美しい所作と舞」の教室です。

しっかり身につければ、洋服のときだって、一味違う上品な振る舞いができること間違いなし。
せっかくだったら、どんな場所でも上品な人だなと思われたいものですよね。

藤間紫希波先生が丁寧にお教えくださるこちらのお教室は、九月は少人数の三部構成になりました。今まで日舞を経験されていらした方やお教室に初めから参加の方のクラスでは「藤娘」に挑戦です。

この「藤娘」、大津絵の「かつぎ娘」に題を取った、非常に有名な日本舞踊の演目です。
おそらく、全ての流派がこの演目を舞うのではないでしょうか。
この舞を身につけて、初めて日本舞踊をやっております…といえると言っても過言ではありません。
女形の非常に美しい舞になります。
歌舞伎の舞台でも、この舞が踊られることが多いんですよ。

みなさん、これから当分はこの「藤娘」の習得にお励みになられるとのことです。
しっかり、自宅でも練習ですね。

「藤娘」を踊る時は17歳の乙女のように可愛らしく踊って下さいね。
とおっしゃるのは紫希波先生

みなさん、練習をしている間に、若返るかもしれないですよ
何事も気の持ちようですからねo(^-^)o

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2009年10月 8日 (木)

琉球へのたび

0335 また、日記が空いてしまいました…反省

ご無沙汰の理由は
土日と前後の日程を使い、家族で沖縄への旅へと出かけていたからです
父の誕生日と定年を向かえ、再就職が決まったお祝いを兼ねていってまいりました
本日通過中の台風の影響で、悪天候が予想されていたのですが、
強運の持ち主の我が家の面々
到着したときは天候が微妙な感じだったのですが、あれよあれよと回復し
最終日は晴天に恵まれました

両親にとっての初の沖縄
疲れました…(笑
沖縄の言うのは、想像するよりずっと大きな島なんですよね
南北の移動には100km以上の距離があったりします
あそこにも、ここにも…と一日の半分位はドライブをして過ごすといった感じの旅になりました

みなさま、沖縄には行かれたことございますでしょうか?

さて、ここで沖縄文化のお話

家族旅行と言うことで、友達との旅行では行かないであろうスポットに結構行ったのですが、今回の旅行では、沖縄の文化に触れる機会が沢山ありあした

沖縄って、本当に独特な雰囲気といいましょうか
文化を持っている地域なんですよね

日本人でありながら、日本人ではないような
と感じさせてくれる場面が沢山ありました

日本の文化、中国の文化、遠くはミクロネシアなどの文化
アメリカが残していった文化
色んなものが混ざり合って、今日の沖縄の文化があるんでしょうね

0334 モノ一つをとっても、本土にあるそれと、沖縄のそれは、微妙に形や素材が異なっていたり
使われる色の表現や、柄など、全然違うんですよね

沖縄をもっと勉強したくなったたびになりました

画像は、そんな沖縄から琉装を一枚と、三線で沖縄の歌を歌ってくださっている方の写真を一枚
沖縄の歌って、リズムは良くても、悲しい歌が多いんですよね

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2009年10月 1日 (木)

浅草芸者、花寿美姐さんのお座敷遊び

0331 今日は日本橋浜町で開催した、浅草は雷門近くに生まれ、お育ちになったちゃきちゃきの浅草っ子でいらっしゃる芸者の花寿美姐さんとお三味線の更代姐さんによるお座敷遊びのイベントを紹介

花寿美姐さんは、「寅さん」でおなじみの渥美清さんが二十年以上にわたってご贔屓にされた方なんですよ

今回も大勢の皆さまにお集まりいただきまして、みなさま始まる前からお座敷芸やお座敷遊びはもちろんですが、渥美清さんの秘蔵のお話を心待ちにされていらっしゃるご様子でした。

0332 宴はまずは、花寿美姐さんの舞から始まりました。
しなやかな女性らしい佇まいの中にも、きりりとした雰囲気は芸に対する真摯な思いが伝わってくるかのよう。
素晴らしいものがありました。

日本舞踊を習っていることもあり、その素晴らしさが一層わかるんですよね。

その後、ワインを片手に皆さまがなかなか知るよしもない渥美清さんのお話が始まりました。
時に笑い、時にしんみりとした渥美さんのいろいろな男気のある思い出話に耳を傾けて頂いてからは、お待ちかねのお座敷遊びです。

0333 「トラトラ」を皆さまお一人ずつ座敷に上がっていただいて、ちょっぴりほろ酔い気分でお楽しみいただきました。
加藤清正とその母、そして虎でいわばジャンケンのようなお座敷遊びで、負けた方には花寿美姐さんのお酌で一献お呑みいただいきます。
中には、「負けたかったから、注いでいただけて嬉しいわ。」なんてお言葉も聞こえて参りました。

お座敷遊びの後は最後に「奴さん」を踊っていただきまして、最後は三本締めで幕が閉じました。

ちょっとした仕草になんともいえない愛らしさをたたえた花寿美姐さんと朗々と三味線に合わせて唄う
更代姐さんに皆さま、秋の楽しい思い出になられたようでございます。

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