四方棚
今宵は茶道のお話をしようかと思います
利休忌には旅だんすと言う棚を用いる話をしたのは記憶に新しいところかと存じますが、この時期に活躍する棚がもう一つあります
それが、本日紹介する、「四方棚」です
今月のお稽古は、この四方棚を使ったお点前を行います
基本の手前は一緒なのですが、この棚特有のところは、水差しから水を釜にさすときの仕様が変わっております
使う道具によって、微妙に異なるお点前
いつも話題にすることですが、身体に覚えさせるのは、非常に困難です
さて、この四方棚
二本柱で二枚の桐の板を支える構造
上の板の方が大きい作りになっています
そして、板の四隅が、四角いものと丸いものがあります
画像の板は四隅が丸いモノ
これは第四代千家家元の江岑宗左好みの棚
四隅が角になっているものは千利休好みの棚と言われています
シンプルなこの棚は、茶道の侘と申しましょうか
簡素な様子の美しさを感じますし
この棚がある茶室には寂を感じます
誰もいないかのような、静を感じるのです
機会があったら、是非この棚を使ったお点前をご覧になっていただきたいですね
今日はもう一つ、千利休にまつわる画像で紹介です
それは、利休忌で好んで用いられるお菓子
「利休ふやき」です
千利休が残した文献をもとにつくられたというこの干菓子は青山にある菊屋という菓子屋の銘菓
口の中にいれると溶けてしまうかのような、上品なお菓子です
利休にこの菓子でもてなされた人々は、そのときに何を思ったのだろうか…
とこの菓子を味わいながら想いにふけるのでありました
茶道
本当に素敵な日本の文化だと思います
| 固定リンク
« 新春茶花とお茶会 | トップページ | 曲水香 »

コメント